首こりは温めた方が良いと聞くけど、どの辺りを温めるのがいいの?

こんにちは。

 

 

水戸で首こりの改善で人気の整体CURAです。

 

 

首こりや首の重い感じの時に、温めるのが良いということは聞きますが、どの辺りを温めた方が良いのか分からない方もいると思います。

 

 

臨床上は首こりの原因が首にないことがありますので、首以外の部位も温めることをオススメしますが、応急処置として首まわりの筋肉をほぐすために温めることは良いことです。

 

首こりは首以外のところにも原因があるため、全体的に温める

今日は、首まわりにはどのような筋肉があるのかをお話したいと思います。

 

 

首まわりにはどのような筋肉があるの?

首まわりにはどのような筋肉があるの?

 

首まわりの筋肉には、下記のようなものがあります。

  1. 胸鎖乳突筋
  2. 頸板上筋
  3. 頭板上筋
  4. 肩甲挙筋
  5. 斜角筋群

 

胸鎖乳突筋

胸鎖乳突筋は頸部の側面にある首の代表的な筋肉のひとつになります。

 

 

運動動作においては、主に頭部を左右にねじったり(回旋)頭部を横に傾ける(側屈)などといった動作です。

 

 

 
胸鎖乳突筋の筋腹は頚椎の横に位置するので正面方向へ頭部を下げる作用は小さく、斜め下を向く動作は大きく作用します。

 

 

 

筋腹とは筋肉の中央部分のことです。

 

 

 
頭部を横に傾ける動作に関与する筋肉は片側の胸鎖乳突筋で、例えば、右に傾ける場合は右側の胸鎖乳突筋が作用します。

 

 

 
頭部を左右にねじる動作と頭部を左右に傾ける動作は異なり、反対側の胸鎖乳突筋が作用します。(右方向へのねじる動作には左側の胸鎖乳突筋が作用します)

 

 

 
胸鎖乳突筋はこれらの運動動作以外にも頭部をしっかりと安定させる働きに作用します。

 

 

 

胸鎖乳突筋は、鎖骨、胸骨と呼ばれる骨と、耳の後ろ側にある乳様突起という尖っている骨と、乳様突起の少し上の方にある後頭骨と呼ばれる頭部の骨についています。

 

 

 

頸板上筋

頸板状筋は、首の後側面で筋腹に触れることが出来る筋肉です。

 

 

 
頸板状筋は後頭部に付着している筋肉のうち最も深層部にある筋肉で、首を後ろに反らしたり首を真横に倒したり首を左右にねじるといった複合動作に関与しています。

 

 

 

また、頸板状筋はこれらの運動動作以外にも頭部をしっかりと安定させる働きに作用します。

 

 

 

頸板上筋は、第1~第2(または第3)頚椎の横突起と呼ばれる背骨の首の骨と、第3~第5(または第4~第6)胸椎と呼ばれる背骨の胸の骨についています。

 

 

 

頭板上筋

頭板状筋は、後頭下部に付着している筋肉のうちの最も外層にある筋肉で比較的大きな面積の筋肉です。

 

 

 
頭板状筋は、主に首を後ろに反らしたり首を真横に倒したり左右にねじるといった動作などにいます。

 

 

 
頭板状筋は頸板状筋とともに頭部を安定させ、あらゆる運動動作において上体を安定させる働きにも作用します。

 

 

 

 

頭板上筋は、第4頚椎~第3胸椎と呼ばれる背骨の首と胸の骨、耳の後ろ側にある乳様突起という尖っている骨と、乳様突起の少し上の方にある後頭骨と呼ばれる頭部の骨についています。

 

 

 

肩甲挙筋

肩甲挙筋は後方で僧帽筋という筋肉と、側方で胸鎖乳頭筋に被われ、第1~4頸椎の横突起から起こり、肩甲骨の上角(肩甲骨の上側の角ばっている部分)につきます。

 

 

 
肩甲挙筋は運動動作においては、主に肩甲骨の挙上に関与します。また、肩甲骨の下角(下側の角ばっている部分)が内側に回る動作にも関与します。

 

 

 
肩甲挙筋は肩こりの原因となることが多い筋肉として知られています。

 

 

 

斜角筋群

斜角筋群前斜角筋中斜角筋後斜角筋の総称です。

 

 

斜角筋群は胸鎖乳突筋の後ろに位置する筋肉群で首の側面を走行しています。

 

 

・前斜角筋

前斜角筋は頸椎という首の骨の前面にある筋肉で呼吸筋の1つです。

 

 

 

頸椎前面から第1肋骨に停止するため、吸息する際に、第1肋骨を引き上げ、息を吸う際に作用します。

 

 

 
また、運動動作においては頸椎の屈曲(頭部を下に下げる動作)と側屈(頭部を横に傾ける動作)させる作用を持ちます。

 

 

 
何らかの影響で、前斜角筋と中斜角筋に緊張が生ずると、その間を走行している腕神経を圧迫してしまい、腕や手に痺れを生ずることがあります。

 

 

 
これを斜角筋症候群と呼びます。

 

 

 

前斜角筋は、第3~第6頚椎(または第4~第7頚椎)の横突起の前結節という部分と、第1肋骨の前斜角筋結節という部分(リスフラン結節)についています。

 

 

 

・中斜角筋

中斜角筋は、前斜角筋と同じ呼吸筋の1つです。

 

 

 
頸椎側面から第1肋骨に停止するため、吸息する際、前斜角筋とともに第1肋骨を引き上げ、息を吸うときに作用します。

 

 

 
また、運動動作においては頚椎の屈曲(頭部を下に下げる動作)と側屈(頭部を横に傾ける動作)させる作用を持ちます。

 

 

 

中斜角筋は第2(または第1)~第7頸椎の横突起の後結節という部分と、第1肋骨鎖骨下動脈溝後方隆起という部分についています。

 

 

 

・後斜角筋

後斜角筋は頚椎から第2肋骨につながる呼吸筋で第2肋骨を引き上げ、胸郭を広げ、息を吸うときに働く筋肉です。

 

 

 
第2肋骨が挙上することで胸式呼吸をスムーズに行うことができます。

 

 

 
しかし、後斜角筋は欠如している人も多いようです。

 

 

 
また、後斜角筋は頸椎を屈曲(頭部を下に下げる動作)、側屈(頭部を横に傾ける動作)させる作用を持ちます。

 

 

 

 

後斜角筋は、第5~第7頸椎の横突起の後結節という部分と、第2(または第3)肋骨についています。

 

 

 

首こりの時に温めた方がいいのはなぜ?

首こりはなぜ温めた方がいいの?

 

首こりの時に温めると良いと言われているのは、温めることで血液などの循環が良くなるからです。

 

 

循環が良くなると、筋肉が柔らかくなってきます。

 

 

筋肉が柔らかくなるならマッサージのように押してもいいのでは?と思うかもしれませんが、専門的な知識があり技術の勉強をしている方ならそれでもいいと思います。

 

 

しかし、そうではない方がマッサージのように押してしまうと逆に首こりを悪化させてしまう可能性があります。

首こりを悪化させてしまう可能性がある

 

正しく触り、正しい方向に圧をかければ筋肉は緩みます。しかし、そうでなければ筋肉を痛めてしまい、逆に硬くなってしまうのです。

 

 

マッサージを受けている方で、通うたびに強く押さなければこりが解消されなくなっている方は要注意です。

 

 

先ほども言いましたが、正しい触り方で正しい方向に圧をかけていれば、強い力でなくても筋肉は柔らかくなります。

 

 

でも、それができていなければマッサージを受けるたびに筋肉の繊維が破壊され、破壊されたものを修復するたびに以前の強さに耐えられるように筋肉が硬くなってしまうのです。

筋肉の繊維が破壊され、修復する時に硬くなる

 

そうならないためには、マッサージのように押すのではなく、温めた方が良いです。

 

 

マッサージのように押して筋肉は柔らかくなるが、筋肉を痛めて硬くなってしまう可能性があるのと、温めて筋肉を柔らかくするのではどちらの方が良さそうですか?

 

 

整体CURAでは、セルフケアの1つとして患部を温めることもお客様にお伝えしています。

 

 

その他にも、簡易的で効果の高いセルフケアもお伝えしています。

 

 

簡易的で効果の高いセルフケアに興味がある方は、整体CURAへお気軽にご連絡ください。

 

 

 

 

まとめ

 

今回は首まわりの筋肉について説明しました。

 

 

首にも色々な筋肉があるため、頭の後頭部あたりから肩甲骨あたりまで全体的に温めた方が良いかもしれません。

首こりは首だけではなく全体的に温めた方が良い

 

これは簡易的なセルフケアにもなりますので、試してみてはいかがでしょうか。

 

 

首こりの原因は首以外の部位にも考えられますので、気になる方は整体CURAのような治療院に通ってみるのもいいかもしれませんよ。

 

水戸で首こりでお困りの方へ

 

 

整体CURAは水戸で唯一の整体法でアプローチすることで、多くのお客様が根本改善を手に入れています。

 

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