気をつけの姿勢が肩こりや腰痛の原因??

気をつけ 姿勢

皆さんは「姿勢」について、普段意識してますか??

当院に来られる方にも肩こりや腰痛を予防するために

姿勢を意識する方が多くいらっしゃいます。

姿勢を意識することはすごく良いことですので、

ぜひ続けていってほしいものです。

ですが、姿勢を意識しすぎるあまり

逆に肩こりや腰痛を悪化させてしまうケースもあります

健康への意識が高い方のほうが、

悪化させてしまう傾向にあるようです。

皆さんは正しい姿勢で、

肩こりや腰痛の予防ができているのでしょうか?

こんにちは。

整体CURAの松尾です。

今回は姿勢についてご紹介していきます。

冒頭でもお伝えした通り、

姿勢というのは肩こりや腰痛に限らず

体の疲れに関係するので

すごく大事な部分です。

というのは、皆さんもご存知だと思います(笑)

私も子どもの頃から姿勢については

親や学校の先生から耳にタコができるほど

言われ続けてきました。

しかし、私がこの業界に入って学んだ時、

子どもの頃から言われてた正しい姿勢と

肩こりや腰痛にいい姿勢には違いがあることに

ものすごく驚きました。

今回は、肩こりや腰痛の予防にいい姿勢をとるための

間違ったポイントをご紹介していきます。

一般的ないい姿勢って??

皆さんにまずしていただきたいのですが

立った状態で、

実際に自分の思ういい姿勢をしてみてください

できましたか??

では皆さんにお聞きします。

姿勢を良くした時に、

何を意識しましたか??

複数意識したという方は、

それを頭に浮かべた上で

この後の文を読んでみてください。

当院に来られる方に

「いい姿勢をしてください」

と言うと、多くの方は

①骨盤をたてる

②背筋を伸ばす

③胸を張る

④少し上を向く

⑤口を閉じて顎を引く

と言う動作をされます。

これ、学生の時によくしていた

「気をつけ」の姿勢と

同じ工程なんです。

ウィキペディアによると

「気をつけ」の姿勢をとるには、

1.      両足の踵をつける

2.     つま先を少し開く

3.     両膝をつけて伸ばす

4.     腰を伸ばす

5.     胸を張る

6.     あごを引く

7.     口を閉じる

8.     真っ直ぐ前を見る

9.     肘を伸ばす

10. 手の指を揃え腿の外側につける

という工程が必要だそうです。

確かにその姿勢は、

見た目はいいかもしれません。

ですが肩こりや腰痛に関して言うと

いくつか良くない点も含まれています

気をつけの良くない点とは

ではどの部分が良くないのでしょうか。

言ってしまえば、「気をつけ」の姿勢自体

あまり良くないですが、

特に良くない点

「気をつけ」の姿勢の工程の

④腰を伸ばす

⑤胸を張る

⑩手の指を揃え腿の外側につける

という部分です。

理由としては、

④⑤⑩を行おうとすると

背中全体を反らし

肩を思いっきり後ろに引っ張る事になります

この際に肩や背中の筋肉を

思いっきり収縮させた状態なので

筋肉はかなり疲れます。

また腰は胸を張るのに伴って

どんどん反っていきます。

実際にやってみてもらうとわかりやすいですが、

この姿勢を続けるのはキツくないですか?

疲れにくくするためのいい姿勢が、

逆に疲れやすい状態にしてしまってるのです。

皆さんがいい姿勢をとる時に

意識していた内容は

上記の3つの中にありますか?

もしあるのであれば、

胸を張るために肩を思いっきり引っ張ったり

腰を反らせたりしないように

意識を変えてみてください。

また、手は太ももの真横ではなく、

斜め前くらいにつけるのが理想的ですよ。

まとめ

今回は気をつけの姿勢について

ご紹介しました。

気をつけの姿勢は、見た目はいいが

胸をはるため、肩を思いっきり引くので

肩まわりや肩甲骨周辺の筋肉を過剰に使い

疲れてしまう。

それに伴って腰もそっていきやすい。

気を付けの姿勢は

肩こりや腰痛の原因になることがある。

というのが今回の内容です。

姿勢を良くすれば、

必ず肩こりや腰痛がなくなるわけではないです。

ただ、それが原因の場合は

改善の見込みがありますので

ぜひ今回の内容を実践してみてください。

 

 

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