こんにちは!
水戸市整体院、整体CURAです!
夏の暑さが本格的になってきましたが、実は水が苦手で飲めない!
という子どもが増えており、各クラスに2〜3人もいるそうです。
水は身体にとって必要不可欠な要素であり、身体の60%は水分で構成されています。
本記事では、そんな水の大切さについて解説していきたいと思います。
なぜ水が苦手な子どもが増えている?
現代の子どもたちは、普段からご家庭でジュースやスポーツドリンクを飲んでおり、味のしない水が飲めない、ましてやこれまでに水を飲んだ事がないという子どももいるそうです。
学校の先生によると、「うちの子は水が飲めないから」という事で水筒にスポーツドリンクを持たせている、という場合もあるそうです。
水を飲む機会が減ったキッカケとして2つの要因があり、
1つ目は、コロナ禍によって感染防止の為に、学校の水道を使わないように指導をする学校が増えたという事にあります。
2つ目は、熱中症対策として塩分を含んだスポーツドリンクや経口補水液を飲んだ方が良いという事で、子どもたちの間でも水は飲まない方が良いという空気があるようです。
しかし、スポーツドリンクには大量の糖分が入ってるので、やはり飲み過ぎると肥満の原因であったり、糖分を取り過ぎる事で身体にも負担をかけてしまいます。
糖分摂取に伴う身体への負担
1. 血糖値の急上昇とインスリン分泌
糖分(特に精製された糖類や高GI食品)は血糖値を急激に上昇させます。これにより、膵臓は大量のインスリンを分泌し、血糖値を下げようとします。この急激な変動が続くと、インスリン抵抗性が発生し、2型糖尿病のリスクが高まります。
2. 肥満とメタボリックシンドローム
過剰な糖分摂取はカロリー過多を引き起こし、体重増加や肥満を招きます。これにより、メタボリックシンドローム(高血圧、高血糖、高トリグリセリド値、低HDLコレステロール値、および腹部肥満)のリスクが高まります。
3. 肝臓への負担
過剰な糖分、特に果糖は肝臓で代謝され、脂肪として蓄積されます。これが非アルコール性脂肪肝疾患(NAFLD)の原因となり、肝機能障害を引き起こすことがあります。
4. 心血管系のリスク
高糖分摂取は、血中のトリグリセリドやLDLコレステロールの増加を引き起こし、動脈硬化や心血管疾患のリスクを高めます。
5. 歯の健康
糖分は口腔内の細菌によって酸に変換され、歯のエナメル質を溶かします。これにより、虫歯や歯周病のリスクが高まります。
6. 精神的健康
過剰な糖分摂取は、血糖値の急激な変動による気分の不安定や、エネルギークラッシュ(急激なエネルギー低下)を引き起こすことがあります。これが長期的に続くと、うつ病や不安障害のリスクが高まる可能性があります。
7. 免疫系の低下
高糖分摂取は免疫機能を低下させる可能性があります。研究によると、糖分が白血球の活動を抑制し、感染症に対する抵抗力を低下させることが示されています。
8. 酸化ストレスと炎症
高糖分摂取は、体内で酸化ストレスを引き起こし、細胞や組織に損傷を与えます。これが慢性的な炎症を引き起こし、さまざまな慢性疾患のリスクを高めることがあります。
糖分は適量であればエネルギー源として重要ですが、過剰摂取は多くの健康リスクを伴います。バランスの取れた食事と適切な運動を心掛け、糖分摂取量をコントロールすることが重要です。
水分不足から起こる様々な健康問題や症状
1. 脱水症状
【軽度の脱水症状】
口渇感:乾いた口や喉の渇き。
尿の濃縮:尿の色が濃くなり、量が減少します。
【中程度の脱水症状】
頭痛:水分不足による血管の収縮や、脳内の水分バランスの乱れが原因。
疲労感:血液量が減少し、酸素や栄養素の供給が低下するため。
集中力の低下:脳の機能が低下し、注意力や認知機能が低下します。
【重度の脱水症状】
めまいと混乱:血圧の低下や血液循環の不良によるもの。
心拍数の増加:体が血液循環を維持するために心拍数を増やします。
意識の喪失:極端な場合、体の機能が正常に働かなくなり、意識を失うことがあります。
2. 体温調節の障害
水分は体温調節に重要です。汗をかいて体温を下げる機能が働かなくなると、熱中症や熱疲労のリスクが高まります。
3. 消化機能の低下
水分は消化管の働きに必要です。水分不足は便秘を引き起こし、腸内環境の悪化を招くことがあります。
4. 腎機能の低下
腎臓は老廃物を濾過して尿として排出するために水分を必要とします。水分不足は腎臓の機能を低下させ、尿路結石や腎不全のリスクを高めます。
5. 皮膚の乾燥
水分不足は皮膚の潤いを保つことができなくなり、乾燥やひび割れ、かゆみなどの皮膚トラブルを引き起こします。
6. 筋肉のけいれんと痙攣
水分は筋肉の収縮とリラックスに必要です。水分不足は筋肉のけいれんや痙攣を引き起こすことがあります。
7. 免疫機能の低下
水分は体内の毒素や老廃物を排出するために重要です。水分不足は免疫系の働きを低下させ、感染症に対する抵抗力を弱めます。
8. 血液循環の不良
血液の主成分は水です。水分不足は血液を濃縮し、血液循環が悪くなります。これにより、心臓に負担がかかり、高血圧やその他の心血管疾患のリスクが増します。
水分を適切に摂取することは、全身の健康を維持するために不可欠です。水分摂取量の目安としては、体重÷30の水分摂取が推奨されております。
オススメとしては、やはり水や麦茶などが良いです。
カフェインなどが入っている飲み物は逆に利尿作用で水分を排出させてしまうので、注意が必要です。
血流が悪くなることで筋肉も硬くなりますので、水分を毎日しっかりと摂取しながら、ご自身の体調管理として十分な水分補給を心掛けていきましょう。
お電話ありがとうございます、
水戸の整体 整体CURAでございます。