こんにちは!
水戸の整体院、整体CURAです。
当院は、内臓・筋肉・骨格など全身へアプローチをし、すべてのバランスを整えご本人様の自然治癒力を高めていく事で、根本改善へと繋がる施術を行っていきます。
そこで、今回は内臓の一部である脾臓についての記事をご説明していきたいと思います。
脾臓(ひぞう)は、左上腹部に位置する柔らかい臓器で、体の免疫システムや血液の浄化に重要な役割を果たしています。整体治療院の視点から、脾臓の健康維持は全身の健康にとって欠かせません。
ここでは、脾臓の主な機能とその重要性について詳しく解説します。
血液のフィルター機能
脾臓は血液をろ過する重要なフィルターの役割を果たしています。
- 古い赤血球の除去:脾臓は古くなった赤血球や損傷した血球を取り除き、新しい血液細胞を生産するための再利用可能な材料を回収します。これにより、血液の質が保たれます。
- 異物の除去:脾臓は、細菌や異物、異常な細胞を捕捉して除去する役割も果たします。この機能により、血液の清浄が保たれ、体内の感染リスクが低減されます。
免疫機能のサポート
脾臓は体の免疫システムの中核をなす重要な器官でもあります。
- 白血球の生成と貯蔵:脾臓はリンパ球と呼ばれる白血球を生成し、必要に応じて体内に放出します。リンパ球は、病原体を攻撃し、感染症から体を守るために不可欠です。
- 抗体の生産:脾臓は抗体を生産し、細菌やウイルスと戦う力を強化します。これにより、体内に侵入した病原体を速やかに排除することができます。
血液貯蔵庫としての役割
脾臓はまた、血液の貯蔵庫としての役割も果たします。
- 緊急時の血液供給:脾臓には一定量の血液が貯蔵されており、出血などの緊急事態において、必要な時に速やかに血液を供給することができます。この機能は、血液循環を維持し、生命を守るために重要です。
血液中のプレートレットの管理
脾臓は、血液凝固に関与するプレートレット(血小板)の管理も行っています。
- プレートレットの調整:脾臓は血中のプレートレットの数を調整し、適切な血液凝固を促進します。これにより、怪我や出血があった場合に速やかに血を止めることができます。
鉄分代謝のサポート
脾臓は、鉄分の代謝においても重要な役割を担っています。
- 鉄の再利用:古くなった赤血球を分解する過程で、脾臓は鉄を回収し、骨髄での新しい赤血球の生成に再利用します。これにより、体内の鉄の供給が効率的に管理されます。
脾臓の不調が及ぼす影響
脾臓の機能が低下すると、体全体にさまざまな影響が出る可能性があります。
- 免疫低下:脾臓の不調は免疫機能の低下を引き起こし、感染症に対する抵抗力が弱まる可能性があります。また、リンパ球の生成が低下することで、病原体に対する即時の反応能力も低下します。
- 血液の異常:血液のフィルター機能が損なわれると、古い赤血球が適切に除去されず、貧血や血液の粘性が増加することがあります。また、プレートレットの数が異常に減少すると、出血が止まりにくくなることも考えられます。
脾臓の健康維持に良い生活習慣と食事
❶ バランスの取れた食事
効果:栄養バランスの取れた食事は、脾臓の機能をサポートします。特に鉄分、ビタミンC、葉酸を含む食品は、赤血球の生成と脾臓の健康に重要です。
推奨:緑黄色野菜、赤身の肉、レバー、柑橘類、豆類、ナッツなどを積極的に摂取しましょう。
❷ 適度な運動
効果:適度な運動は、血液循環を改善し、脾臓の働きをサポートします。また、免疫機能の強化にもつながります。
推奨:毎日のウォーキングや軽いジョギング、ヨガなどを取り入れることが有効です。
❸ 十分な休息とストレス管理
効果:ストレスや過労は、免疫機能を低下させ、脾臓の負担を増加させる可能性があります。十分な睡眠とリラクゼーションが、脾臓の健康を守るために重要です。
推奨:1日7~8時間の睡眠と、リラクゼーションを意識した生活を心がけましょう。
❹ 適度な水分摂取
効果:水分は血液の粘性を調整し、脾臓の機能を支えるために不可欠です。脱水は血液を濃くし、脾臓に負担をかけることがあります。
推奨:毎日十分な水を飲み、適切な水分補給を心がけましょう。
脾臓に悪影響を与える生活習慣と食事
❶ 高脂肪・高糖分の食品
影響:高脂肪や高糖分の食品は、血液の粘性を高め、脾臓に過剰な負担をかける可能性があります。また、これらの食品は体重増加や脂質異常症の原因ともなります。
例:揚げ物、ファストフード、菓子類、甘い飲み物など。
❷ 過度のアルコール摂取
影響:アルコールは脾臓の免疫機能を低下させ、肝臓と脾臓に負担をかけます。長期間の過度な飲酒は、脾臓の拡大や機能障害を引き起こすこともあります。
例:ビール、ワイン、ウィスキー、蒸留酒など。
❸ 過労とストレス
影響:過労や慢性的なストレスは、免疫力の低下を招き、脾臓の機能にも悪影響を及ぼします。ストレスはホルモンバランスを崩し、免疫システムに悪影響を与えます。
対策:定期的な休息を取り、ストレス管理を行うことが重要です。
❹ 過度の塩分摂取
影響:塩分の過剰摂取は、高血圧を引き起こし、脾臓や心臓に負担をかけます。脾臓の血液供給が悪化すると、機能低下の原因となる可能性があります。
例:加工食品、スナック菓子、調味料類など。
まとめ
脾臓は、血液の浄化や免疫機能の維持、さらには血液の貯蔵と管理など、全身の健康において重要な役割を担っています。
その健康を保つためには、鉄分やビタミンC、葉酸、抗酸化物質を含むバランスの取れた食事を心がけることが大切です。
また、適度な運動、十分な休息、ストレス管理、適切な水分補給も欠かせません。
反対に、高脂肪・高糖分の食品や過剰なアルコール、塩分の摂取、過度なストレスは脾臓に負担をかけ、その機能を低下させる可能性があります。
これを避けるためにも、日々の生活習慣を見直し、脾臓の健康を意識して生活するよう心掛けましょう。
健康な脾臓を保つことが、全身の健康維持にもつながります。
お電話ありがとうございます、
水戸の整体 整体CURAでございます。